前バージョン(Illustrator CS4)が少し地味だっただけに、「絵筆ブラシ」、「線幅ツール」、「遠近グリッドツール」など、クリエイティブの可能性を広げるツールが魅力的に映る。 線パネルの拡張、command+クリックで背面のオブジェクトを選択、選択ツールのままでパス連結が可能など、細かいところにもずいぶん手が入っている。
絵筆ブラシ
ブラシに加わった「絵筆ブラシ」オプションを利用することで、ナチュラルでリアリスティックな刷毛状の“手書き”表現の描画が可能になります。
線の大幅な強化
([効果]→[スタイライズ]を使わず)[線]パネル内で矢印を設定できます。先端の位置を調整できるので、寸法線などの記入がラクになります。
新しい[線幅ツール]で、線の太さを自在にコントロールできます。眉毛のような形状を、1つのパスだけで作成できます。
直感的なオブジェクトを作成、シェイプ形成ツール
新しい[シェイプ形成ツール]を使えば、ドラッグ操作でオブジェクトの結合、option+ドラッグで型抜きなど、パスファインダー操作が可能です。
その他
次のような改良/新機能の追加が行われている。
遠近グリッドツールで立体アートワークの制作を強力アシスト
複数アートボードの機能強化(アートボード名の設定、順番変更など)
選択しているオブジェクトの背面に直接描画可能
グラデーションメッシュへの透明効果
解像度非依存のフィルタ効果
command+クリックで背面のオブジェクトを選択できる
選択ツールのままでパス連結が可能
定規の原点が左上に移動(これまでは左下)
ピクセルパーフェクト描画(Web利用の場合、エッジや線がにじまない)
テキストのアンチエイリアス(なし/シャープ/鮮明/強く)
なんといってもインパクトがあるのが魔法のような「コンテンツに応じた修復」。画像内の余分な要素を消し込む作業時間が飛躍的に短縮されます。[境界線を調整]の機能強化による髪の毛のエッジなど精細な選択範囲の調整が可能になっていることも特筆すべきポイントです。
コンテンツに応じた修復
[スポット修復ブラシ]の利用の際、コントロールパネルの[コンテンツに応じる]オプションを選択することでスマートが修復が可能。
選択範囲を作成後、[塗りつぶし]オプションで[コンテンツに応じる]を選択して実行することも可能です。
パペットワープ
パペットワープ機能を使うと、次のサンプルのように象の鼻をリアリスティックに変更することができます。
自然なタッチが可能なペイント(混合ブラシツール)
ブラシのサブツールに「混合ブラシツール」が加わりました。キャンバス上でドラッグするだけでアーティスティックな絵画表現が可能になります。
その他
次のような改良/新機能の追加が行われている。
ものさしツールを利用時、オプションバーの[角度補正]ボタンをクリックして角度補正が可能
特殊ペースト(同じ位置にペーストなど)
レンズ補正フィルタの強化
シャープツール利用時の「ディテールの保護」
ACR 6.0(ノイズの軽減、粒子の追加)
HDR機能強化(HDR Pro、HDRトーン)
切り抜きツールを利用時に、三分割法のガイドラインが表示
64bitのネイティブ化(Mac/Winともに)、GPUアクセラレーション強化
精細な選択範囲の調整([境界線を調整]の機能強化)
3D機能の強化(3Dの成形、3Dマテリアルライブラリ、新しいレイトレーシングエンジン)
MiniBridgeのサポート
10周年を迎えたInDesign。CS5はバージョンにして7.0。ページレイアウトの定番アプリとしての位置を確立して久しいInDesignですが、CS5の改良/新機能は充実のアップデートとなっています。
ファイル内で異なるページサイズをコントロール
三つ折りパンフレットなどの制作時には、それぞれが同じ大きさだと折る際に厚みが生じるためページごとに大きさが異なる設定が要求されます。CS5では、ページごとに大きさの変更が可能です。
大きさの変更は新しく追加された[ページツール]を利用します。[レイアウト調整を使用]オプションで、レイアウトの自動調整も可能。
コンテンツグラバー
これまで、フレームの位置調整には[選択ツール]、フレーム内の画像の位置調整には[ダイレクト選択ツール]を使っていました。InDesign CS5では、フレームの中心に表示される「コンテンツグラバー」にマウスが重なると「手のひら」アイコンになりフレーム内の画像の位置調整、コンテンツグラバー以外の場所では従来通りと、[選択ツール]のまま作業することができます。
段抜き見出し
待望の段抜き見出しがサポートされ、カラム分割されているフレーム内で、カラムを横断する見出しの設定が可能になっています。
その他
次のような改良/新機能の追加が行われている。
角丸を設定したテキストフレーム内の、縦方向中央揃えが可能に
フレームの大きさの応じて、フレーム内の画像を収縮する自動フィット(フレーム調整オプション)
フレーム同士の間隔を調整する[間隔ツール]
Illustratorライクになったオブジェクトベースのレイヤーパネル
メニューやダイアログボックスを使わずに設定できるライブ角効果
インタラクティブなリッチコンテンツの制作が可能
PDF書き出しをバックグラウンドで設定可能
テキスト変更履歴がトラック可能
ライブキャプション(メタデータ+任意のテキストで)
ページパネル内のサムネールにカラーラベルを設定可能
CS5から「WEB STANDARD」がなくなり、「WEB PREMIUM」だけになりました。Flash Catalyst CS5、Flash Builder CS5が新しく加わっています。
ボタンやバナーなど部品としてのグラフィック制作だけでなく、Fireworksは、デザインカンプ(Webページのモック)や、ワイヤーフレーム制作に使われています。 Fireworks CS5では、より高品位に、より効率的なワークフローを実現するための改良/新機能が追加されています。
ピクセルパーフェクト描画
Fireworksは、Web向けのグラフィック作成ツールとして誕生し、ピクセルグリッドベースでの描画を行うことができました。
Fireworks CS5は、[ピクセルにスナップ]を利用して、オブジェクトのエッジやストローク(線)に生じるムダなアンチエイリアスを削除することができます。
豊富なテンプレート(デフォルトで26、追加可能)
Fireworks CS5には、デフォルトで26のテンプレートが用意されています。
たとえば、960 Grid System のグリッドシステムに基づいたガイドやカラムが準備された状態からスタートすることができます。
グラデーションの品質が向上(グラデーションディザ)
[グラデーションディザ]オプションによって、バンディング(縞模様)のない高品位なグラデーションを設定可能になりました。[プロパティ]パネルにある[グラデーションディザ]をクリックして適用します。
その他
次のような改良/新機能の追加が行われている。
縦横比を保持を[プロパティ]パネルに実装
ストロークの整列(線の位置を内側/中央/外側に)
破線設定の簡略化
option+ダブルクリックで同属性のテキストを瞬時に検索、ハイライト、属性変更
ASE(Adobe Swatch Exchange)のサポート
カラーピッカーからのカラー値のコピー
スライス間での属性のコピー&ペースト
テキスト編集中有の取り消し機能の改善
9スライスのテキスト拡大・縮小の改善
複合シェイプツール(後から編集可能なパスファインダー)
Dreamweaver CS5では、CSSインスペクト、CSSプロパティ無効/有効の切替など、デファクトとなっているCSSレイアウトの編集を効率化するためのアプローチが追加されています。また、クロスブラウザでの確認作業のためのBrowserLabが「CS Live」と呼ばれるオンラインサービスの一環として正式にリリースされました。
CSSインスペクト利用の編集、更新
FirefoxブラウザのアドオンFirebugで実現していてデバッグをDreamweaver内で実現。マウスオーバーしながら目的の要素を選択し、その要素に設定されているCSSを確認・編集することができます。
CSSプロパティ無効/有効の切替
[CSSスタイル]パネル内のそれぞれのルールを一時的に無効にすることができます。有効に戻すには、「無効」アイコンをクリックします。 無効/有効は、CSSファイル内ではCSSコメント(/**/)を使ってコントロールされます。
BrowserLab:モダンブラウザ検証オンラインサービス
CS Liveオンラインサービスのひとつとして、ブラウザでの表示結果を確認・比較することができます。
その他
次のような改良/新機能の追加が行われている。
スタイルレンダリングの強化(文字サイズの変更、:visted/:hoverなどの表示)
すぐに作業できるシンプルなサイト定義
関連ファイルのフィルタリング(CSSのみ、JavaScriptのみなどの表示)
WordPressをはじめとするPHPをベースにしたCMSのサポート
PHPのカスタムクラスコードヒント
Subversionの連携強化(Subversion 1.6に対応)
Omniture連携(Test & Target)
日本語ヘルプも充実のCSS新規ドキュメント
ライブビュー利用時のブラウザナビゲーションバー(オンラインコンテンツを表示可能)
新規ファイル作成時のICE(InCntext Editing)のサポート
Flash Professional CS5では、新しいパターン描画ツールやボーンツールへのバネ機能追加など、表現力の可能性が広がっています。一方、ActionScriptの実装環境としてコードスニペットパネル内に頻繁に利用されるコードがプリセットされていたり、アクションパネル内でカスタムクラスコードヒントが表示されるなど、ActionScriptエディターとしての面も強化されています。
スクリプト強化
タイムラインナビゲーション、ドラッグ&ドロップ、キーボードの矢印で移動など、頻繁に利用されるAS3.0コードをプリビルドされています。コードスニペットパネルからマウス操作だけでスクリプトを挿入し、インタラクティブコンテンツの実装が可能です。
ボーンツールへのバネ機能追加
前バージョンのFlash CS4 Professionalではボーンツールを使って、関節のように相互に力点が作用するインバースキネマティックス(IK)を作成することができました。 Flash Professional CS5のインバースキネマティックスは、さらにスクリプトを書かずに物理エンジンのような動きが作れるバネ機能が加わります。スプリングの強さによる動きの制御が可能になるため、より臨場感のあるIKアニメーションが簡単に制作できます。
実装した結果。
このページのコンテンツには、Adobe Flash Player の最新バージョンが必要です。
iPhone環境へのFlashコンテンツ配布
出力するファイル形式に「iPhone(.ipa)」を設定し、iPhoneアプリの開発が可能です。ただし、iPhone OS 4.0(2010年夏のリリース)への対応は未定。
その他
次のような改良/新機能の追加が行われている。
新しいテキストエンジン(右から左、縦書きなど柔軟な日本語オプション、詳細な文字設定(合字、ロケール、ベースラインシフト)、コンテナとフロー、縦中横の回転(TCY)
)
新しいパターン描画ツール(パーティクル、3D、パターンブラシ、ツリーブラシ、炎、稲妻ブラシ)
ビデオ機能の向上(ステージ上でのビデオ再生、キューポイント設定が可能に)
XMLベースのFLAファイル(XFL)のサポート → ファイルコントロールシステムに対応:バージョニング、マージと差分管理(diff)
コードエディタの改善(カスタムクラスコードヒント:カスタムクラス検知)
クラスの自動import
強化されたコンパイラエラー
Flash Builderとの連携(Flash BuilderをActionScriptエディタのように利用可能、Flash Builderのムービープレビュー、デバッグ、パブリッシュをFlash Professional CS5ターゲットに)
Omniture連携(Site Catalystによる)
「WEB PREMIUM」では、新しくFlash Catalyst CS5、Flash Builder 4が加わっている。これにより、Flashと付く製品は3つになっている。
Illustrator、Photoshop、Fireworksのデザインファイルを取り込み、ボタン、アニメーション、画面転換などのインタクションを付与。次の3つのワークフローと想定している。
ユーザーインターフェイスなどを確認するためのプロトタイプとしてSWF/AIRファイルに書き出す
Flexプロジェクト形式で書き出し、開発者がFlash Builderでプログラミングを続行
納品コンテンツとしてSWF形式で書き出し
簡単にいうと、タイムラインのないFlash。MXMLとActionScriptを編集するためのEclipseベースの開発者向けアプリケーション。 Flash Builder 4 Standard、および、それにテスト環境を付加したFlash Builder 4 Premiumの2シリーズで構成。CS5 WEB PREMIUMにはFlash Builder 4 Standardが同梱される。